

今日は、Dublin市の図書館でFamily Story Nightに登場☆
読み聞かせ日米オールスターです。
まずはUSAチームの読み聞かせ。
そう、動くんだなぁ。アメリカの読み聞かせは。
Mrsスーザン、ショベルカーになりきって、土を持ち上げたり、床をパンパンしたり、ドライブしたり。
動く動く。
皆で絵本で遊んじゃう感じね♪
楽しそう☆
俺は、絵本はじっと見せ続けるのことで絵本の世界にグッと入れると思っていて。
だから、絵本から目を離させるような読み手の動きは極力さける。
それに、絵本をめくる時も、絵本がほとんど動かないように魔法の手でめくる。
極端に言えば、俺は黒子だ。
でも、
アメリカは逆だ!!
『絵本はみんなの中にあるのよ~!!』
って感じ。
その登場人物になっちゃう。
その旗振り役が読み手。
だから、目立っちゃう。
目立ってOK。
思いっきりアクションして、思いっきり笑っちゃう。
「あれ?絵本どこ?…置いてる!!」
みたいな感じ。
声色も鳴き声も思いっきり
『Baaaaaaaaaaaa!!!!!!←ヤギ。Moooooo!!!!←ウシ。oink!!!oink!!!←ブタ。』
思いっきりやるから、おもしろい。
レスポンスもすごい。
じっと聞いているわけじゃないから、会に集中できる時間も長い。
これが俺の見たアメリカンスタイルだ!!
でも、さすがに図書館の精鋭達。
じっくり聞かせる時はそれもやれていた。
やっぱりMrsモニカの絵本の持ち方が一番安定していた。
☆
そして、満を持して≪聞かせ屋。けいたろう≫fromJAPAN参上!!
まずはウクレレで♪しあわせならてをたたこう♪
そして、いきなり全力投球。
【ねずみくんのチョッキ】大型版!!
通常サイズから、ちちんぷいぷいでおおきくな~れ!!
海外でパワーアップした魔法により、
大きくなった絵本が、図書館の本棚の上から登場(笑)
みんな大爆笑!!
そして、読み聞かせ!!
練習した。
英語と日本語のMIX読み聞かせ。
翻訳版は持っていた。でも、日本語の良さとリズムには確信を持っている。
日本語を読んで、翻訳を読むのでは芸が無い。
というか、1ページ毎に同じことの繰り返しでは物語の流れが止まってしまう。
読んで→翻訳して、読んで→翻訳して、読んで…
では無いと思う。二回読むのは無駄だ。
そこで俺が編み出したのは、MIX。
まず、リズム良く日本語で読む。
そして、その文の核となる部分だけ、最後に英語で繰り返す。
こんな具合だ。
「いいチョッキだねぇ、ちょっと着せてよ…May I try it on?」
『Sure!』
“いいチョッキだねぇ”の部分は、英訳していないが、うらやましそうな声色で伝わるはずだ。
“Sure!”の部分は「うん」なのだが、「うん、Sure!」では重なりすぎなので、英語だけ。
うなずくジェスチャーで日本人でも分かるだろう。
□
「すこしきついが似合うかなぁ…How do I look?」
“すこしきついが”の部分は英訳していないが、キツくて苦しそうな声色で表現。
さらに“How do I look?”は郷に入っては郷に従え。
アメリカンスタイル。思いっきり大げさに苦しそうに!!
□
すると…そのパターンが絵本の流れにばっちりハマった!!
May I try it on?(着てもいい?)の後は、
子ども達、声をそろえて
『Sure!!(うん!)』
大げさなHow do I look?(似合うかな?)の後は、
爆笑!!!!
日本語はじっくり聞いて、英語の後に反応というパターンが出来上がった。
あまりにキレイな流れが出来た。
日本語と英語で同時に読み聞かせをしている自分。
日本人は一人も居ない。
俺以外には、誰一人として日本語を知らない。
アメリカの図書館に、俺一人。
日本の絵本と、俺一人。
でも、
今日一番の盛り上がり、
今日一番の笑い声。
「ずっと読んでいたい」と思った。
完全に、アメリカに通用した。
俺、やった。
☆
その後、【もこもこもこ】と【おならうた】でも大きなレスポンスと、惜しみない拍手を受けた。
でも、正直あまり頭に残っていない。
俺にとっては、一冊目が全てだった。
たくさん考えて、たくさんリスニングした。
はじめのページは、翻訳を丸暗記した。
アメリカの皆に歩み寄るためだ。
「絵本は読み手と聞き手の距離が大切。一人で読み聞かせは出来ない。」
日本に居る時から、そう思っていた。
今日、確信を持った。
歩み寄ることの大切さを改めて感じた。
そして、
じっくり聞く、日本語のリズムの心地良さ【静】
アメリカンスタイル【動】の読み聞かせの楽しさ
歩み寄り、【動】と【静】の魅力を持った読み聞かせ…
新しい≪聞かせ屋。けいたろう≫が見えた。
◇
◇
帰り道、高速で山と夕日が見えた。
窓開けて思いっきり叫んだ。
「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
って。(本当。)
山が、
『やるじゃんお前』
って言ってた。(うそ。)