けいたろうの絵本論( ☆勉強中☆) 絵本の大人な楽しみ方。
昨日の路上絵本読み聞かせでは、茨城に行った仲間と、小学校中学校の同級生が来てくれた☆
昨日の北千住は人通りがとっても少なかったんだけど、彼らのおかげでとても絵本を楽しめた♪
夢中になってくれた同級生は色々なことを思った。
『絵本ってコミュニケーションが大きいね、読んでもらうものだね。』
オレもそう思う!
一人で読むのでは魅力半分のような気がするんだな。絵に、吸い込まれるような不思議な力があるのが絵本かな…と僕は思うんです。
大人が子どものように絵本を楽しめない理由がそこにあるような気がして。
大人になると、字をスラスラ読めるようになるから、絵本を読んでもストーリーばっかり気になってしまう。
文を読んで、挿し絵程度に絵を見て、次のページに進む。
絵本の本当の魅力は、おはなしと絵の両方にあるのに…半分しか味わっていない。
彩り豊かなおかず食べてない。
そりゃ絵本は子どものものって言うわ。
一人で絵本を読むことがあったら、まず絵をじっくり味わってから文を見てほしいです。極端な話、絵だけで満足したら、それでもいいのかも。
良い絵本は、きっと絵だけでおはなしも伝わると思います。
子どもが一人でも絵本を楽しめるのはそこかなとも思うんですね。
大人には絵本を読み聞かせしてくれる人がいないから、一人で絵本を読まなきゃいけない。
でも、大人が一人で絵本を味わうのは、難しい。
みんな文章を読むのが上手になってしまったからね。
忙しい毎日だしね。
速読が流行る中で、絵本のそれはどんどん遠くなる。
だから僕は大人にも絵本を届けたい。
僕が読んでる時間くらいはじっくり絵本の世界にひたってほしい。
ゆっくりと、じっくりと
まだ勉強不足、経験不足ですが、誰もやらないような様々な場所で読み聞かせをしてきて、今そうなんじゃないかな〜と思っています。
絵本の味わい方に正解なんて無いと思いますけど。
絵本はとてもとても自由ですから☆